2020.07.03お役立ち情報

デザインに迷ったら!カラーのイメージからデザインを進めるのがおすすめです。

色のイメージ

オリジナルデザインを決める時に、必ず迷うのが色ですよね。

柄が決まってても、何色でプリントするのか、何色のTシャツと合わせるのか。

選択肢は無限大で悩みまくります!

そこで、色のイメージからプリントカラー・Tシャツカラーを決めるのもおすすめです。

カラーコーディネートは7割知識:3割センスと言われています。

普段から、グラフィックデザイナーさん、ファッションデザイナーさんなどお仕事でカラーコーディネートをしてる方から、

学生さんや、飲食の方など、デザインと関係ない日常を送ってる方まで幅広いお客様のオリジナルプリントをご注文頂いてて日々思うのが

Tシャツなど着用するものにプリントする事はメッセージ性が強く、人の記憶に残ります。

なので、あえて完璧におしゃれに仕上げるよりはどんなイメージを持たせたいかを軸に、そのイメージに調和するもしくは強調するカラーを選ぶことが良いと感じます。

デザイン業界でも必ず意識されてる色のイメージなので、是非ご参考下さい!

(表記は分かりやすく砕けて表現させて頂いてます★)

色のイメージ

1.赤色のイメージ

インパクトがあり目を引きやすい色なので、よく使われる色です。日本と言えば赤、と言っても過言ではないですね。戦隊ヒーローのリーダーはレッドなので、指導者のイメージもあります。また、サッカーのレッドカードや信号の赤など、危険や警告も意味します。

・エネルギッシュ ・注意喚起 ・情熱 ・興奮など。

2.オレンジ(橙)のイメージ

最も【暖色】という言葉でイメージする色ではないでしょうか。最近ではビタミンカラーと言われる事も多く、非常にヘルシーで健康的な印象です。食べ物を連想する色なので、食欲をそそる色であることから、飲食ブランドのロゴにもよく使われます。

・元気 ・食欲をそそる ・夏 ・楽しく賑やか ・ポップ ・陽気など。

3.黄色のイメージ

色の中で最も鮮やか(明度が高い)色です。とびぬけた明るさや、ドキドキワクワクしてる雰囲気があります。戦隊ヒーローでは黄は大抵ひょうきんものです。日本人は肌の色に黄味がかった人が多いので、コーディネートで馴染ませやすい色のジャンルです。また、金色を連想させるので高貴さやお金のイメージもあります。

・明るさ ・幸福 ・子供っぽさ ・楽しさ ・好奇心など。

4.黄緑のイメージ

新芽や若葉の色を連想し、フレッシュで若々しい印象を持ちます。緑の暗さが和らいだ色なので、緑よりも他の色と調和しやすく使われる頻度も高いです。寒い冬を越えて新芽が出てくるように、これから明るくなる象徴なので前向きで希望に溢れたイメージがあります。

・若々しい ・希望 ・ポジティブ ・調和 ・希望など。

5.緑のイメージ

自然の中で最も多い色なので身近なカラーですが、赤や青などに比べると目立つ色ではないので意外と使われる事が少ない色です。(個性的なデザインをしたい方には狙い目かも!)自然やエコ、環境といった、穏やかさや安らぎのイメージを与えます。迷彩柄の様に、自然に溶け込む調和のイメージも強いですね。

・自然 ・安らぎ ・平和 ・健康 ・若者など。

6.青緑のイメージ

海外企業のロゴやデザインに使われてる事は少ないですが、青緑は日本の伝統色で、幅広い中間色のバリエーションがあります。浮世絵画家の葛飾北斎の『北斎ブルー』は世界的に有名ですね!富士山の濃青のイメージが強いですが、様々な青緑を使い幅広く表現をしていました。青と緑のいいとこどりが出来る、非常につなぎ色として使いやすい色です。

・カジュアル ・洗練 ・冷静 ・治癒など。

7.青のイメージ

寒色の代表的な色で、様々なロゴやデザインに印象付けの為使われます。しっとり落ち着いた色で、信頼や誠実さを感じさせるため好きな人も多いのではないでしょうか。「空」「水」「地球」から連想する、器の広い包容力も感じさせます。

・鎮静効果 ・信頼 ・誠実さ ・清潔感 ・知的 ・冷静など。

7.紺のイメージ

青よりも鮮やかさを落とし、黒に近づいた紺色は無彩色より少し遊びを加えたい場合などに用いられることが多く、ファッションデザインでは定番カラーの1つです。その為黒よりも軽やかさがあるがきっちりした印象を与える為、フォーマルで礼儀正しく、知的に見せたい場面でも使われるカラーです。

・フォーマル ・礼儀正しい ・専門的 ・法則 ・論理など。

8.紫のイメージ

暖色と寒色の両方のイメージがあるので、神秘的さや癒しの印象があります。日本では古くから高貴さの象徴とされ、王や神、宇宙と結び付けられることもあります。神秘的なイメージが強い分、不安定な印象もありますが「それが危うい魅力!」という時にこそ活躍する色ですね。日本には藤色や菫色、江戸紫など伝統色でもあります。またクリエイティブな、形のないものを表現する印象も強いカラーです。

・優雅 ・神秘的 ・想像力 ・魅惑的など。

8.ピンク(桃)のイメージ

色の中で「ピンクと言えば?」という質問で最も多く単語が上がる色ではないでしょうか。それくらい好き・嫌いがはっきりする印象の強い色ですね。全身のコーディネートや部屋の全てのインテリアをピンクで統一してる女性は少なくないと思います。ビビットなピンクはインパクトが強く際立って目立ちますが、ベージュやグレーがかったピンクは意外と日本人の肌なじみが良く、頻繁に使われてる色です。

・かわいい ・女性的 ・愛情 ・優しいなど。

8.黒のイメージ

代表的な無彩色で、他のどんな色との組み合わせでもけんかしませんし、より際立たせることもできます。どんな色にも染まらないので中立的なイメージを持たせたく企業のメインカラーにされる事も多いです。また闇や死を想起させるのでロックやパンクの象徴カラーでもあり、強いメッセージ性を持たせることができます。

・高貴 ・権威 ・伝統 ・闇 ・悪魔など。

8.グレー(灰)のイメージ

黒と白の間の色ですが、段階的に様々な暗さに変えられるので用いやすい色です。落ち着いた上品な印象を与え、大人っぽさ、エレガントさを引き立てます。コンクリート造りの都会的なデザインにもよく用いられます。日本語では「灰色」と表現するように、荒廃的な印象もあり程よい抜け感を与える事も出来ます。

・落ち着き ・大人っぽさ ・エレガント ・都会的 ・無機質など。

8.白のイメージ

心や気持ちを表す言葉によく用いられる様に、純粋さ、けがれのなさの印象を与えられます。『純白のウェディングドレス』なんて、ただでさえ白は純粋なイメージが強いのに更に『花嫁は純なんです!』って強調されています。(そんな圧しが強くてほんとに純なんかいな?と疑ってしまうのは、性格ひん曲がってますかね~笑)医療現場や水回りなど、衛生的な印象も強いです。

・純粋さ ・クリーン ・公正 ・衛生的 ・無(虚無)など。

9.茶色のイメージ

大地を連想させる色で、土にまつわる野菜に関するロゴやオーガニックな商品などに使われるので、ナチュラルカラーやアースカラーが流行った近年では定番のカラーとなっています。肌の色にも近いので、合わせやすく顔色良く見せてくれるので大人に人気のカラーです。


簡易的な色のイメージの説明ですが、「人からどう見えるのか?」を少しでも意識してカラーリングを決めると大幅にデザイン性が上がる事は間違いないです!

 

長々とデザインにおけるカラーイメージについて説明しましたが、オリジナルプリントTシャツの1番のいい所は誰でも簡単に自分のデザインを形に出来るところなので、自由にデザインもカラーも選んで頂ければと思います!

 

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